宇宙への憧れから、実際に宇宙へと飛び出すシチズンのテクノロジー

シチズンは1970年、世界に先駆けてチタンケースウオッチ「X-8 クロノメーター」を発売した。当時、米ソの対立で知られるように宇宙開発が盛んで、この分野で使われていたのがまだ未知の部分が多かったチタンだったのである。軽く、サビに強いことで知られていたが、加工が難しいため一般的ではなかった。しかしシチズンはいち早くこのマテリアルに着目し、次々と革新的な技術とプロダクトを生み出してきた。その現在地こそ、ステンレスの約5倍の表面硬度と平滑な鏡面仕上げを可能にする「スーパーチタニウム」だ。

2000年に独自に開発した表面効果技術「デュラテクト」の進化により、ステンレススチールはもちろんチタン(デュラテクトで加工することでスーパーチタニウムとなる)であっても、現在では様々なカラーリングを施すことができる。これによってバリエーションは無数に増え、好みに合わせた新しい時計選びの提案「FTS( ファイン・チューニング・サービス)」も誕生。傷や打痕への強さ、さらにはゴールドのような美しい表現を獲得するに至ってる。