月別アーカイブ: 2016年4月

ケース、バンド、ビス……すべて金無垢

展示される「DREAM PROJECT DW-5000 IBE SPECIAL」は、今年のバーゼルワールドで発表された、世界に一本しか存在しないコンセプトモデル。強さの追求(G-SHOCK)とメタルの究極(金)の融合がテーマで、世界で共通する美しさと価値を追求した一品だ。

ケースからバンド、ビスにいたるまですべて金無垢。G-SHOCK生みの親として知られる伊部菊雄氏(カシオ計算機 羽村技術センター 時計事業部)の指揮の下で作られており、裏側には伊部氏のサインが刻まれている。防水構造と「金」の重量に耐えうる新しい耐衝撃構造新耐衝撃構造を持つが、1本しか存在しないため実際に衝撃テストはしていないという。

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6月13日(土)15:00~16:00には伊部氏が来店。1976年にカシオ入社した伊部氏は、技術部で外装時計を担当していた1983年に初代G-SHOCKを開発。以降プロジェクトリーダーとしてMR-Gの開発に携わったという。伝説の開発者の話を聞くことができる、貴重な機会となる。

展示期間中、カシオ G-SHOCK「MR-G」を購入すると、スーツケースブランドのプロテカとコラボレーションした「時計ケース」がプレゼントされる(数量限定)。

日本が誇る精緻な技術と繊細な美意識を結晶

満を持して登場したタサキの高級腕時計コレクションは、100%ジャパンメイド。日本が誇る精緻な技術と繊細な美意識を結晶させ、機能性と美しさを兼ね備えた腕時計を生み出した。独創的なステップベゼルが特徴的な「オデッサ」、“洗練”と“アンチ正統派”という相反する要素を融合させて生み出した「リファインド リベリオン」、しなやかに体をくねらせる蛇のような曲線で構成された「サーパンタイン」シリーズをラインナップ。革新性溢れるモダンなタイムピースが揃う。

特に注目すべきは最高峰モデルとなる「オデッサ トゥールビヨン」。あこや真珠で月の満ち欠けをあらわしたムーンフェイズや、銀河をイメージした文字盤のダイヤモンドなど、パールとダイヤモンドを2大エレメントとするハイジュエラーならではの卓越した技術を注ぎ込み、時が織りなす宇宙との調和を表現。またケースには、ほんのり紅をさしたような淡いピンク色のオリジナル素材「SAKURAGOLD™」を使用することで日本の美意識を感じさせるデザインに仕上げた。

そして8月の発売に先駆け、先日ローンチパーティも開催。メインゲストとして峰竜太さんが「オデッサ トゥールビヨン」を着用して登場。また会場には女優・モデルの菜々緒さん、モデルの松岡モナさん、モデル・タレントの平子理沙さんやモデルの黒田エイミさんなどのファッションアイコンが多数来場。それぞれタサキお気に入りジュエリーをまとい、パーティを華やかに盛り上げていた。

スマートウォッチを超えるコンセプトモデル

携帯できる機械式時計が誕生したのは450年ほど前のこととされる。また、諸説あるが、腕に着けられる時計が誕生したのは、いまから約200年前の19世紀のこと。クォーツ革命という腕時計の電子化を経て2015年、時代は腕時計型のコンピュータともいえるスマートウォッチの時代に突入した。

あらためて振り返ってみれば、いつの時代も時計は人間にとって最先端の情報機器だったし、コンパクトサイズでスマートに身体と一体化できる腕時計は、情報機器が目指す究極のスタイルだ。

だからハンドヘルド(持ち運べる)コンピュータが登場した1980年代以降、幾度となく腕時計型のコンピュータが製品化されてきた。しかし、コンセプトは正しくても技術が追いつかないのは残念ながらよくあること。

技術が熟したいま、スマートウォッチの時代がやってきたのは必然だといえる。

さらにいえば、スマートウォッチには、さまざまな可能性がある。

「腕時計型のコンピュータで多機能を実現する」というあり方もひとつの方向だが、それ以外のベクトルも考えられる。
そのひとつが「ひとつの重要な機能をスマートに実現する」という方向だ。

2015年のバーゼルフェアでブルガリが“インテリジェントなラグジュアリーウォッチ”として提案したコンセプトモデル「
ディアゴノ
マグネシウム コンセプトウォッチ」は、ラグジュアリーブランドらしい、ひとつの重要で魅力的な機能を追求したコネクテッドウォッチ。

スイス・ジュネーブに本社を置く世界トップのデータセキュリティ企業「WISeKey(ウイズキー)」社とのパートナーシップで、ブルガリがこの腕時計で追求した機能はただひとつ、ネットワーク時代に誰もが直面している新しい危険への対策、つまりネットワークにおけるセキュリティ(安全性)だ。

軽量なマグネシウム合金とPEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)を中央部分に使ったケースの中には、時計好きが愛するブルガリ完全自社製の自動巻きムーブメントに加えて、NFC(近距離無線通信)チップと通信用アンテナが搭載されている。

アップデイトされたベーシックの恰好よさ

今日は、この「オクト バイレトロ」に合わせたコーディネートで、ということだったんだけど、この時計からにじみ出てくるにおいとか空気感は、ものすごい新しいものではないとおもっているんです。ひとつひとつベーシックなものを詰めていって、そこに現代の感覚を放り込んだらまったく新しいものができあがったという結果なのではないかと。

いまのLEONが考える恰好いいファッションも、ものすごく新しいものを探すのではなく、ものすごく新しいファッションを読者に提案するのでもなく、むしろベーシックなんだけれど、ディテールやシルエットを煮詰めて、そこに新しいファブリックや新しいカッティング、ディテールデザインにワンエッセンスくわえてあげると突然新しくなるんだよ、という価値観を読者と共有している。

その着こなし方も決して奇をてらったものではなく、新しいディテールや新しいファブリックを使ってはいるけれど、トラディショナルなアイテムだから、素直に着こなすことができる。このコーディネートもその一例といえるもので、天然のウールに現代の技術で透湿性を高め、温度を遮断して、シワになりにくい加工が施されている。そのテクノメリノを使ったジャケットに、ナイロンのような光沢感をきかせたコットンのパンツを合わせたもの。だから、全体でみるとすごく新しいコーディネートのように見えるんだけど、大人としての落ち着きや品格を保ったスタイリングになっているはず。

最近は気になっているのは、小振りな時計

個人的には最初に発表されたものよりも、この38ミリの方が実は好きなんです。
なぜ38ミリの方がしっくりきたかというと、現代の時計のデザインが完成された1950年代前半あたりは、まだ男性の時計は35ミリがベーシックだった。それ以降になると、いろんな機能が搭載されて大型化されてゆくんだけど、ここ数年でそれが、もう一度シンプルな方向へと流れつつある。

そうしたなかで、僕は38ミリの方が、「オクト」ができあがっていく過程にある時計のデザインコードにしっくりきているような気がするんです。もっと近未来的なデザインだったら、40ミリ以上のケースデザインもありなのかもしれないけれど「オクト」のデザインだったら40ミリを切った少し小ぶりなサイズのほうが、密度感が増して落ち着きがいいように感じます。

ケースのサテンとポリッシュのコンビネーションやエッジィなラグの組み合わせとかが、少しフューチャリスティックな……例えばいまクルマのデザインにも似た、エッジを立てていくような手法を取り入れつつも、全体としてはすごくトラディショナルな方向に落ち着いているでしょう。ということは、異なる要素を組み合わせているにも関わらず、それぞれがお互いにベーシックなものだから、結果として破綻しないんです。そこに現代的なディテールを入れていくことで、結果としてまったくあたらしいものに見えてくるんでしょうね。

LEON前田編集長が見る「オクト」の黄金比

ブルガリとLEONのおつき合いは創刊時まで遡るんだけど、おたがいに共通している要素としては、ベースにまずイタリアンデザインっていうものがあって、そこに艶っぽさとか色気がくわわって、そこにはラグジュアリーという価値観と歴史もある。

LEONで提案しているのは、イタリアのファッションを真似しましょうではなく、ひとつひとつのモノにこだわりをもって、お洒落を楽しみ、人生を謳歌しようというイタリア的ライフスタイル。そのイタリアンライフスタイルをかたちにしたのが、たぶんブルガリというブランドなのではないかとおもっているんです。

ブルガリの時計は、どの時計にも似ているわけではなく、とても独自のデザインコードをもっている。その典型ともいえるのが、名作の「ブルガリ・ブルガリ」。あの時計は、男性のジュエリーという視点からデザインされたものだとおもっているんだけど、「オクト」はまったく違うアプローチからデザインされたもの。ムーブメントからケースのデザインまで、すべて美しい時計のデザインコードに沿ったデザインが採用されている。おそらく、その裏には、ブルガリの“自分たちで本格的な時計を作ろう”という意図が見え隠れしているようにおもうんです。だからはじめて見た時に、すごく魅力的に見えたし、斬新なデザインだと感じたのを覚えていますね。

豊かな時計製造の歴史が育んだトリビュートモデルたち

時計の歴史を200年も早めたと言われる天才時計師が自らの工房をフランス・パリに興して、2015年は240周年を迎える。2005年に登場し、ブレゲが考案した懐中時計を腕時計として復活させた「トラディション」のコレクション誕生から10周年でもある。

ブレゲがフランス海軍御用達の時計師となってから200年を記念する年でもあり、マリーンクロノメーターに範を取った「マリーン」にトリビュートモデルが登場。レディスの「クイーン オブ ネイプルズ」もコレクションを拡充しており、多くのメモリアルイヤーが重なる特別な年となった。

2015年は見逃せない記念モデルが続出

1775年にアブラアン-ルイ・ブレゲがパリに自分の工房を構えてから、240年を迎える。同時に、ブレゲの歴史に残る複数の業績の節目でもあり、「トラディション」の10周年、アブラアン-ルイ・ブレゲがフランス海軍の御用達となってから200年など、メモリアルイヤーが重なる新作の当たり年となった。

文字盤の左右で異なる表情を持つ角型モデル

重厚なレクタンギュラーモデルのケース素材は独自で開発した特殊合金ザリウムが使用されている。軽量で、非常にフィット感に優れた素材だ。高い耐傷性、非アレルギー性など、優れた特性を持ち合わせている。

文字盤は、左右非対称デザインでふたつの時刻を表している。3時側は、オフセンターに時、分針を配してホームタイム(本国時間)を表示。下方にその昼夜を表示する。9時側は、文字盤に開けられたスリットから覗く針で、ローカルタイム(現地時間)を表示する。

しかも、この針は往復運針するレトログラードであり、12時間ごとに針が0時位置へと瞬時に戻る様子を見て楽しめる。非帯磁などの優れた特性を持つシリコン製ヒゲゼンマイを装備するなど、ムーブメントの実力も高次元で、秀逸なトラベルウォッチに仕上がっている。

マスキュリンかつテクニカルなデザインを最大限に追求

この「プロジェクト Z9」は、操作することが楽しいクロノグラフだ。文字盤には、オープンワークが施され、プレートを何本も差し渡したようなデザインは、まるで建築物のようだ。エッチングされた日付表示デスクや、シースルーの文字盤から時計のメカニズムも楽しめ、メカニズム好きにはたまならい仕様だ。

ダイナミックなケースは、ハリー・ウィンストン独自の合金であるザリウムを素材とし、強靭でありながら軽量で、軽快なフィット感を約束する。搭載するムーブメントは、フライバック機能付きで毎時3万6000振動の超ハイビート仕様。期待を裏切らない高い性能を秘めている。